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2010年6月

絵本「あなたをずっとずっとあいしてる」

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またまた、ミミ先生お気に入りの絵本です

宮西達也さんの「あなたをずっとずっとあいしてる」です。

 

 

 

授業のときに、

保育現場では、どのような感じで、

子どもたちに絵本の読み聞かせをしているのかの再現をして見せようと

お気に入りのこの絵本を持って、1年生の教室に行きました。

 

学生さんを園児に見立てて、

ミミ先生は、保育者になり、

気分を出して、

目の前にいるのは園児と思い込んで読み聞かせをしましたよ

子どもたち役の学生さんも集中して真剣に見てくれました。

 

でもね、

ミミ先生は、本当は、「現場での読み聞かせの方法」のひとつとして

「なるほど・・・。こんな感じで読んでいるんだね。」等と

保育者の言葉掛けの様子や、絵本の持ち方、座り方などの方法などを

理解して欲しかったのですが、

すっかり絵本に夢中になっちゃったみたいです。

(≧m≦)

読み終わったら、泣いちゃった学生さんもいましたよ。

 

まぁ、様々な技法や方法の理解も大切ですが、

純粋な心も、とっても大切ですね。

(o^-^o)

 

 

お父さんやお母さんは、もちろんですが、

こういう仕事をしていると、

大人でも絵本に触れる機会はたくさんあります。

「絵本は子ども用」と思われがちですが、

大人の「今」だからこそ、心に響いてくる絵本も数多くあります。

宮西達也さんの作品には、そういうものが多いように感じます。

ウルトラマンシリーズなども、そうです。

また別の機会に、ご紹介していきますね。

今回は、この「あなたをずっとずっとあいしてる」についてです

 

 

 ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

 

 

心のやさしいマイアサウラ(草食恐竜)のお母さんは、

ある日、卵をひとつ拾いました。

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自分の卵と一緒に大切に育てていると、

生まれたのは、

乱暴者のティラノサウルス(肉食恐竜)の赤ちゃんでした。

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お母さんは、一度、その子を手放そうとしますが、

思いとどまって、自分の子として育てることにしました。

「やさしい子になってほしい」との願いを込めて、

「ハート」と名前をつけました。

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成長するにつれて、

だんだん自分がマイアサウラではないことに気づくハート・・・。

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ショックを受け泣いているハートに、お母さんは、

「あなたは、わたしの大切な子よ」と言います。

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そこへ、お腹をすかせたティラノサウルスが、

マイアサウラを襲おうと近づいてきました。

 

「このおじさん(ティラノサウルス)は、もしかしたらぼくの・・・。」

 

そこでとったハートの行動は?

その後、ハートは?

お母さんは、どうなるの?

 

 

 

「あなたをずっとずっとあいしてる」

  宮西 達也 / 作・絵

  ポプラ社  1,200円(税別)

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絵本作家 木村裕一さんの講演に行ってきました

先日、きむらゆういちさんのお話を聞きに行ってきました。

 

 

あらしのよるに」や「おおかみのおうさま」の作者です。

ご自身で絵も描かれている「いないいないばああそび」のシリーズや

工作の本も出版されています。

 

 

きむらゆういちさんは、講演の中で、

現在の職業に就くまでに感じたことを、

当時のエピソードをまじえながらお話してくださいました。

 

 

その中でも、

保育や育児をされる方にお聞かせしたい「きむらさんのことば」を

ご紹介しましょう。

 

 

子どもあなどるべからず

子育てに勝る仕事はない

年齢が半分、身長が半分、体重が半分。でも、人間は半分じゃない

 

こんな素敵な表現ではないものの、実はミミ先生も、

この3つ目のことばと同じことを考えて、保育をしていました。

 

子どもたちのことを、

まだ経験もボキャブラリーも少ないけれど対等な人間だと思って

接していたのです。

 

 

そもそもミミ先生がそう思って保育していたのは、たぶん

断片的ではありますが、

子どもの頃の記憶や感情をかなりハッキリと憶えているから・・・

かもしれません。

 

 

一番古い記憶としては、

おむつを交換してもらう時の、お尻を持ち上げられる「感覚」と

ぬれたおむつを外し、乾いているおむつが当てられるときの「感覚」

そして、そのときの「感情」。

 

 

次は、歩き出す前のミミ先生が、

歩行を補助する乗り物に乗って室内で遊んでいるとき、

(母と祖母が目を離した隙に)

掃き出しの窓から、乗り物ごと落ちたときの「感覚」と「感情」。

「マズイ!お母さんとおばあちゃんに怒られる!」と焦ったことと、

まるでスローモーションのように落ちていくような「感覚」。

 

 

経験が少ないから、

複雑なことや影響してくることなどはわからないものの、

「感覚」も「感情」も、今と変わっていないし、

そして何より

「自分自身がいつ大人に変わったのかわからない」と思うことから、

子どもの今も、大人になってからも、AちゃんはAちゃんのまま。

大人のBさんも、子どもの頃からBさんのまま。

と、ミミ先生は思っていたのです。

 

 

だって、年齢的には、

幼稚園から小学校に入学したり、

中学校や高校、大学に入ったりという区切りもあるし、

成人式という「大人」への区切りもあるけれど、

サナギから蝶になりました的な感じの、

「今日からミミ先生は別人になりました」という区切りはないもの・・・。

 

 

・・・ってことは、

失敗や成功、嬉しいこと、悲しいこと、さみしいこと・・・いろいろなことを

経験して、自分自身が少しずつ成長しているだけで

本質的には、生まれたときから「自分のまま」なんじゃないかしら?

だから、ミミ先生は、

子どもたちを「対等」だと考えていたのです。

 

 

ってことは?

 

 

年配の方も、どんなに偉い方も、

生まれたときから、その人のまま。

子どもの時から、感覚や感情も同じはず。

経験が豊かではあっても、本質は変わっていないと思うのです。

やっぱり、

ツライときには苦しいし、褒められれば嬉しいんじゃないかしら。

 

 

親や先輩、上司、年配の方に

してもらって「当たり前」と思わず、感謝の気持ちを口や態度に出したり

辛そうなときには手伝ったり、励ましの声を掛けたりすることができたら

保育者としても、人間としても、素敵なんじゃないかしら・・・と

ミミ先生は思います。

 

 

きむらゆういちさんのお話のなかに

他にも素敵なことばがありました。

保育者を目指す皆さんが、そして、成長し続ける保育者の皆さんが

行き詰ったときに、自分自身を励ましてくれるかもしれません。

いくつかご紹介しましょう。

 

 

人生、好きなことでメシさえ食えれば、それだけで幸せ。

        なりたいと思って目指した保育者の道。

        ツライこともあるけれど、

        好きであることを忘れないで、頑張ろう!

 

うまくやるコツは、うまくやろうと思わないこと。

    カッコつけたり、まわりを意識しているとできない。

        うまくできないと焦るけど、

        そんなときこそ焦らないで平常心!

 

度しかない人生、ドラマチックに過ごした方がいい

        ドラマチックとは「山あり谷あり」ということ。

        ずっと「良い」では、「平たんな人生」。

        谷は山のときのためにある。 

 

どんなマイナスな状況も、それをゼロと考えれば後はプラスになるだけ

 

当たり前だと思っていたら、何も生まれない

 

ピンチはチャンス

 

どんなときも探せば必ず武器がある

 

いち早く腹をくくり、最後まであきらめない

 

嫌な奴が人を育てる

        「見返してやりたい」「腹が立つ」が原動力になる

すべての仕事が客商売

        必ず相手がいる・・・ということ。

 

 

 

特に「保育」についての講演というわけではありませんでしたが

共通する部分がたくさんあるなぁ~と感じました。

きっと、どの職業でも、どんな人にも当てはまることなのでしょうね。

 

 

 

さて、

講演の後、絵本を購入し、

きむらゆういち先生にサインとイラストを書いていただきました

 

 

購入したのは、この3冊

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   「オオカミのごちそう」

      木村 裕一 / 文

      田島 征三 / 絵

      偕成社  1,470円(税込)

 

   「オオカミのおうさま」

      木村 裕一 / 文

      田島 征三 / 絵

      偕成社  1,470円(税込)

 

   「ごあいさつあそび」

      きむら ゆういち / 作

      偕成社  714円(税込)

 

 

 

書いていただいたサインとイラストです

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